T-MEMO
  1. >
  2. >
  3. 節約術!500円玉を使ってムダ使いを克服する方法とは

節約術!500円玉を使ってムダ使いを克服する方法とは


社会人になって、自由に使えるお金が増えてくると、ついつい無駄使いをしてしまうこともあります。1度に使う金額自体は少なくても、無駄使いがクセとして根付いてしまえば、月々の家計を圧迫することは避けられません。ここでは、500円玉を使って、無駄使いを完全に防止する方法を伝授します。

 

◇1週間分の生活費を算出しよう

まずは、ヒマな時に1週間分の平均的な生活費を算出するところからスタートしましょう。記憶や家計簿(あれば)を参考に、食費、交際費、雑費などに日々いくら費やしてるかを自ら計算します。参考までに、私の場合は1週間で大体8,000円~1万円くらいです。
他にも、人によっては通信費などで月額1万円ちかくかかっている場合がありますよね。
例えば、キャリア契約から格安SIMに乗り換えるとスマホ料金を月額2,000円から3,000円くらいまで下げられるプランがあります。

もし少しでも払いすぎているかなと思ったらプランを見直すようにしましょう。

 

◇算出した金額を手元に置こう

次に、算出した分のお金を、自分の口座から入手しましょう。この際に、下したお金は「すべて500円玉にすること」がポイントです。

1週間に5,000円使う人は500円玉を10枚、壱万円の人は20枚という塩梅ですね。500円玉をたくさん入手するためには、大きめの銀行には設置してある「両替機」を使いましょう。UFJ、三井住友、みずほ銀行であれば、カードを所持してるだけで1日1回無料で利用できます。かなりの量がジャラジャラと出てくるため、持ち運びには袋が欠かせません。

 

◇1日に必要なお金だけを持ち歩こう

算出した生活費の金額をもとに、1日に必要な金額のみを持ち歩きましょう。これで物理的な無駄遣いは一切できなくなります。当然、「キャッシュカード」とか「クレジットカード」の類は、すべて家に保管してください。1週間経過して、500円玉をちゃんと使いきれた人はおめでとうございます。計画性バッチリです。お金が足りなかった人や意外と枚数が余っちゃった人は、利用状況を見直して銀行から引き落とす金額をを調整しましょう。いきなりカツカツにし過ぎないよう、徐々に慣らしていくのも悪くない方法です。物理的に使えない状況に持ち込むだけで自然と無駄遣いするクセが治ります。

 

◇「ギャンブル依存症」も治る

この500円無駄使い治療はギャンブル癖を治す効果もあります。人によってはそっちの目的で実践してもいいでしょう。財布に高額のお札があると、どうしても「一発逆転を狙うチャンス」が生まれてしまいます。これを封じるためには所持金をすべて硬貨にする以外に方法がありません。大半の遊技場では「硬貨が使えない仕様」なので、どう頑張っても遊ぶことができません。これで店に足を運ぶことが一切無くなります。いくら一時的に利益があろうと、腕があろうと、長い目で見るならギャンブルは推奨しません。自制が効く人なら少し遊ぶ分にはいいんですが。

 

◇高い買い物がしにくくなる

1000円以上の買い物をする際に、500円玉しか持ってないと、一応は支払う事は出来ても精神的にかなり払いにくくなる効果があります。この500円治療法を続けるうちに、自然と高い買い物を避けるクセが付くでしょう。この500円玉方法は、10円玉とか100円玉に置き換えてみると更に効果的なのでしょうが、財布のキャパシティを考慮すると一番実用的なのが500円玉になります。

もっとストイックに高い効果を上げたい時は、1日に持っていく500円玉の枚数を減したり、1日に使える金額に上限を設けたりすることが大事です。

 

◇これで「無駄使い」とはおサラバだ!

総括すると、大事な部分は、
サイフにお札を入れない事と
1日に使える金額に縛りを設ける事の二点です。

家に置く500円玉は縦に積み重ねて、外出の前に「今日の分はこんだけかな」とチャリチャリ財布に入れるといいでしょう。以上を実践するだけで家計簿を付けるより、はるかに楽に無駄遣いを克服する事ができます。慣れてきたら、「自分ルールを設定」したり「物理的に使えない状況」を組み合わせて、ゲーム感覚で行うとグっと楽しくなるでしょう。