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むしろ「履歴書に書かない方がいい資格」とは


資格は自分の知識や技術を証明するためのものなので、所持しているほど就職や転職に役立ちます。しかし、履歴書に書くことで、かえってマイナスの評価となるケースも存在します。

 

知名度が高くカンタンな資格

英検や漢検、簿記検定のような認知度が高い資格でも、取得難易度が高い級位を所持していれば評価に繋がりやすくなります。しかし、取得が簡単すぎる級位である場合、「とりあえず取得した」という印象を相手に与えてしまい、かえって評価が下がる可能性も存在します。そのため、ほかにアピールできる資格があるならば、そちらを優先して履歴書に記入するようにしたほうがいいでしょう。

 

またTOEICのスコアは、点数そのものを履歴書に記載できますが、あまりにもスコアが低すぎる場合は書かないほうが賢明です。企業によっては応募者に求めるTOEICのスコアレベルが、募集要項に記載されてることが多いため、履歴書を作成する際の参考にしてください。

 

就職や転職先の仕事に活かせない資格

入社したい企業の業務に有益な資格を持っていれば、転職や就職を成功させる大きな武器となります。ただし、業務からかけ離れている資格を持っている場合は、記入することで「方向性の定まっていない人」と受け取られることもあります。不利益になると感じる資格であれば、記入を控えたほうが賢明でしょう。ただし、国内には民間資格だけでも1,000を超える資格が存在するため、中には面接官が興味を持つような珍しい資格もあるかもしれません。仕事にはあまり役立たない資格でも、珍しい資格をあえて履歴書に記入して、話題作りに活かすという方法も存在します。

 

武道の段位

剣道や柔道、空手道の段位を持っていれば、警察官や警備会社などの就職や転職に有利となることがあります。ですが、スポーツの有段者は体育会系の人と評価されることが多いため、履歴書に記入すれば必ず歓迎されるというものではありません。募集要項をよく読み、企業から求められる人材像を把握したうえ、持っている資格を履歴書に記入するかどうかを決めましょう。