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目の疲れや視力を回復させるお手軽トレーニング

視力は年々衰える

新生活の季節に伴い、巷ではスマホの購入や機種変更を試みる人が増えています。それと同時に、スマホやパソコンなどが普及しきった現代においては、視力や目の異常を訴える人も少なくありません。ですが、目の適切なケアを行えば、視力の低下やドライアイを未然に防ぐことも可能です。以下に紹介するトレーニング法は、いずれも仕事中や移動中でもカンタンに行えるものばかりなので、是非実践してみてください。

近距離と遠距離を交互に見る

ずっと同じ距離でモノを見続けると、どんどん目の筋肉が弱っていき、視力の低下に繋がります。それを防ぐためには、遠くのものと近くのものを交互に見るトレーニングが最適です。遠くの物をジっと15秒くらい凝視したあとで、近くの物をまた15秒凝視しましょう。手でダンベルの上げ下げするように、目の筋肉を鍛えることができます。この運動には緊張をほぐす効果もあるので、集中力の低下を感じた時に行ってみてもいいでしょう。

高速で「まばたき」を繰り返す

眼球の血流が悪くなると、目に十分な栄養が行きわたらず、老廃物も溜まりやすくなります。そこで意識的にまばたきを繰り返し、目の血流を促しましょう。目薬に頼ることなく、眼精疲労やドライアイを軽減することができます。また、眼球を上下左右に動かしたり、目をギュッと閉じてから開くという動作を繰り返したりするのも有効です。

目の周りを温める

目の血流を促すためには、患部を温めることも効果的です。蒸しタオルやホットアイマスクを使うことで、目の機能を向上させることもできます。体温が低下しやすい冷え性の人は、目にも影響が出やすいため、気温や体温の温度管理には配慮するようにしましょう。また、あまり患部を温めすぎると低温やけどの原因にもなりかねないため、注意が必要です。

適切な栄養を摂取する

視神経の機能を向上させる栄養素といえば、ビタミンB1やB12などが挙げられます。ビタミンB1やB12を摂取できる食材として、豚肉、牛レバー、うなぎ、いわし、カツオなどが挙げられます。また、目が必要とするたんぱく質の吸収を促すビタミンB6も、意識的に摂取したい栄養素です。目の機能を維持する食品といえば、真っ先に思い出すのはアントシアニンを多量に含むブルーベリーでしょう。しかし、目にいい食材や栄養素は、ブルーベリー以外にも数多く存在するのです。
参考:近視の進行予防と治療|医療法人社団 医新会

目のトレーニングでも治せないもの

視力や目の疲れは上記で上げた方法で回復に向かう可能性があるが、目の外側である瞼の衰えはトレーニングでは簡単には治せるものではないのです。瞼の筋肉が正常に動かなくなる症状を「眼瞼下垂」と言います。なんとなく目が開かないなぁと思ったり、誰かから「眠そう」と言われたらもしかしたら眼瞼下垂かもしれません。

私は視力には自信があったのですが、最近は目の酷使と老化によって、ドライアイに悩まされることが多くなってきました。そしてさらに瞼が黒めに掛かる感じがしています。確実に老眼や視力の低下を完全に防止することは困難です。しかし、適切なトレーニングを行うことによって、老眼や視力の低下を極力遅らせることも可能となりますし、眼瞼下垂であれば手術をすれば治るのでぜひ試してみてください。