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車・バイクの運転免許の種類

世の中には、道路を走る自動車から大空を飛ぶジェット機まで、陸海空を渡る乗り物がたくさんあります。それらを運転する乗り物の資格も多く、何年もの練習を要するものから、数日程度の講習で取得できるものまで、取得の難易度も様々です。そんな運転免許の中でも、今回は自動車やバイクの免許をピックアップして紹介します。

車・バイクの運転免許

普通免許

自動車を運転する際に必要となるのが、この普通免許(普通自動車免許)です。成人男性であれば9割以上の人が取得しており、国内では最も普及している資格としても知られています。教習所や自動車学校を卒業したのち、学科試験に合格すれば免許を取得できます。ほかにも、運転免許センターや試験場で、適性検査や技能試験に合格することで、免許を取得することも可能です。この普通免許は、個人の身分証としても優れた効果を発揮するため、社会人としてとりあえず取得をするという人も多く存在します。

原付免許

その名の通り原付免許は、総排気量が50CC以下の「原動機付自転車」を運転するための免許です。視力や聴力などの適性検査と、交通ルールやマナーを学ぶ学科試験を受けたのち、安全に運転するための講習を受けることで、免許を取得することができます。試験勉強も座学のみで十分であるため、運転免許の中では取りやすい部類に入るでしょう。また、原付免許は16歳から受験でき、学校の通学や娯楽目的で免許の取得を目指す学生も少なくありません。

普通二輪免許

普通二輪免許は、総排気量が400CC以下のバイクを運転する際に必要となる資格です。資格の取得には、技能試験や応急救護講習などを受ける必要がありますが、教習所を卒業することで、普通免許と同様に学科試験のみで免許を得ることが可能です。普通二輪免許は、原付免許と同様に16歳から取得できるため、バイク好きの学生には人気が高い資格です。

大型二輪免許

大型二輪免許は、すべてのバイクに乗ることができる資格です。県警や機動隊が乗る白バイや、アメリカのバイクの代名詞とも言えるハーレーダビッドソンを運転するためには、この大型二輪の資格が欠かせません。免許の取得方法は普通二輪とほぼ同じですが、18歳以上の人しか取得できないという点が異なっています。

小型特殊免許

農業用のトラクターやコンバイン、魚河岸で荷物を運搬するターレーなどの特殊車両を運転できる免許です。これらの乗り物は、運転免許(原付以外)を持っていれば乗ることができます。そのため、小型特殊免許だけをわざわざ取得する人は珍しく、取得者が非常に少ない運転免許として密かな人気を集めています。

こぼれ話「複数の免許を同時に取得する方法」

一般的に、自動車の免許もバイクの免許も、一度の試験で一つしか取得できません。そのため、自動車の免許を取得したあとに、普通二輪の免許を取得しようと思ったら、再度運転免許センターに通って教習を受けることになります。
但し、集中的に教習を行い短期間で運転免許を取得する合宿免許においては、自動車とバイクの免許を両方取得できるプランも存在します。教習所によってプランの有無や必要となる料金などが異なるため、よく確認してから申し込みを行うようにしましょう。
合宿免許は主に大学生の利用が多く、学生割引やオフシーズン割引など教習所に通学するよりも安くなっていることが多いです。普通自動車免許と二輪免許を同時取得する場合には、時間があるときにまとめて取得することをおすすめします。

開業も夢じゃない!調理に関する資格

料理の資格についてまとめてみました。
料理系のお仕事に就きたいなと感じちている方はぜひチェックしてください。

調理師

調理師の資格には食品衛生責任者の資格も一緒に取得できるところもあるで、せっかくなら一緒に取得することをおすすめします。
また調理師の資格を取得するのには、2年間の実務経験後に学科試験を合格しなければなりません。
ここでいう実務経験は料理店はもちろん、魚屋さんや喫茶店のウエイトレスなども実務経験になるのでアルバイト経験がある方は利用するといいでしょう。

専門学校の中には、実務経験に含まれるアルバイトを紹介してくれる学校もあります。その場合アルバイト先も調理系の学生を雇うことに慣れているため、試験や実習の都合についても相談に乗ってくれる可能性が高いです。
他にも調理技術だけではなく、経営方針やお店のブランディングについて学べる学校もありますので、自分のお店を持ちたいと考えている人は、開業支援を行っている料理の専門学校がおすすめです。

製菓衛生師

製菓衛生師の資格を取得する方法は、独学で勉強しながら実務経験を積んで資格をとるか、専門学校に通うかの2つです。
資格がなくても製菓の世界には入れますが、知識がある方が絶対に有利なので、ぜひ勉強はするようにしましょう。
しかし、独学と専門と言われると「お金がかからないから独学の方がいいんじゃない」と思う人もいると思いますが
製菓のなかでも複数のジャンルがあるため、自分を甘やかしがちな人には、複数のジャンルの知識や技術、衛生面などまとめて教えてくれる製菓専門学校がおすすめです。

栄養士・管理栄養士

健康になるためのアドバイスを行ったり、給食がある学校などの施設に必ず1人は必要とされている栄養士。
栄養士を取得するには養成施設での研修を修了する必要があります。
管理栄養士は基本的に栄養指導ができる資格です。規模の大きい病院などでは栄養士ではなく管理栄養士が必要とされています。

栄養士と管理栄養士の大きな違いは「健康な人向け」「傷病者向け」の違いです。
健康的な人向けに色々サポートしたいと言う人は栄養士、傷病者を支えていきたいという人は管理栄養士という分け方です。

マクロビオティック

健康的な暮らしをするための資格「マクロビオティック」。健康志向の人が増えてきているいま、需要が高まっている資格です。
また、マクロビオティックと一言で言っても以下の様に複数の資格に分かれています。

  • マクロビオティックマイスター…日本安全食料料理協会が認定している資格
  • マクロビ健康フードインストラクター…日本インストラクター技術協会が認定している資格
  • マクロビオティックセラピスト…日本能力開発推進協会が認定している資格
  • マクロビオティックコンサルタント…日本能力教育促進協会が認定している資格
  • クシマクロビオティックス・コンシェルジュ…Kushi Macrobiotics Conciergeが認定している資格

どの資格を取得するかによっても、勉強する内容が変わりますので、受験する前に「自分はどこの分野を求めていきたいのか」を考えておくようにしましょう。

猟師や漁師になるために必要な資格は?

 

魚や獣を狩猟して生計を立てる猟師や漁師になるためには、狩猟の方法や扱う道具に免許が必要となります。これらの取得や更新を
怠って狩りを行うと、密猟者とされ処罰されてしまうため、注意が必要です。

 

漁業権

漁師の経済保護や、水産物の資源保護を目的に作られた権利で、漁師は必ず取得しなければいけません。日本各地にある漁業協同組合に漁で得た売り上げの一部を支払うことで権利を取得することが可能です。この漁業権は、定置網や漁具を敷設して漁を行う定置漁業権、養殖業を行う区画漁業権、共同の漁場に移動して漁を営む共同漁業権の3種類が存在し、携わる漁の種類によって必要となるものが異なります。

 

小型船舶操縦士

漁を行うためには、漁場に移動するための船が必要です。その船を保有し、操縦するための資格が小型船舶操縦士となります。20トン未満の小型の船を操縦するには、必須となる資格です。この資格の取得には、船の操縦法以外にも、天気の知識や救助の方法、漁場内におけるルールやマナーなどの知識が求められます。海を走るための車の免許といっても差し支えないでしょう。

 

銃猟免許

その名の通り、山や森の猟で使用する猟銃の免許です。ライフル銃やショットガン、空気銃を扱える第1種免許と、空気銃のみを扱える第2種免許の2種類が存在します。免許の取得自体はそこまで難易度の高いものではありませんが、警察への申請や税金の支払い、資格の更新といった各種手続きが必要となります。試験には、猟に関する知識のほか視力や聴力といった身体能力をはかる試験も存在します。学歴や実務経験は必要ありませんが、20歳以上でなければ資格の取得ができません。

 

わな猟免許

オリやはこ縄といった、ワナを使った狩りができるようになる免許です。研究や保護などを目的とした狩りの場合は、動物を生け捕りにする必要があるため、ワナ猟の捕獲が必須です。この資格以外にも、網を使用した狩りに必要な
網猟免許という資格も存在します。こちらは銃猟免許とは異なり、18歳から試験に挑戦することが可能です。

「資格手当」とはどういう制度?

 

毎月給料と一緒に支払われる資格手当

資格とは、「一定の能力やスキルを有している」ことを証明するものです。業務に役立つ資格を有している社員が多ければ、それだけ企業の価値も向上します。したがって、資格を持っている社員に対しては、月々の給料に上乗せされる形で「資格手当」という報酬が支払われます。手当の対象となる資格や、具体的な報酬額は企業によって異なりますが、就職や転職の際の募集要項に記載されていることが多いため、企業選びの参考にするといいでしょう。対象資格を有している人材であれば、それだけ企業からの評価にも繋がりやすくなります。

 

資格試験の合格時に支給される合格報奨金

資格手当の中には、企業が指定する資格を取得することで支払われる「合格報奨金」というものも存在します。こちらも、対象となる資格や報酬額は企業によって異なりますが、仕事に役立つスキルと金銭的な報酬を同時に得られるというメリットがあります。この合格報奨金は、資格の合格時にのみ報酬を得ることができますが、これに加えて毎月の給料に資格手当を上乗せするという企業も少なくありません。

 

資格を安く取得できる教育訓練給付金

雇用保険の制度の中には、資格取得に掛かったお金を補助してくれる「教育訓練給付金」という制度が存在します。一定条件を満たす被保険者が、厚生労働大臣の指定する資格講座で資格を取得することで、資格の取得に掛かった費用の20%相当のお金を受け取ることができるという制度です。先に挙げた資格手当や合格報奨金と併用することで、金銭的なメリットもより大きくなります。

また会社の福利厚生制度として、資格取得に掛かったお金を補助してくれる企業も存在します。働きながらスキルアップを狙いたいという人は、これらのサポートが充実している企業へ就職や転職をするのも、賢い方法でしょう。

 

企業によって資格の評価は大きく異なる点に注意

繰り返しになりますが、資格手当の対象となる資格や、支払われる金額は、企業によって大きく異なります。加えて、永劫に資格手当が支払われることは少なく、企業の業績によってはコスト削減の観点から、資格手当が減額や廃止となることもあります。そのため、資格手当だけで就職や転職先を選ばず、企業の将来性なども考慮して企業選びを行うほうがいいでしょう。また、資格手当が存在する企業でも、資格取得の労力に見合わない金額であるならば、無理をしてなで資格取得を狙う必要はありません。

国内でもっとも受験者数の多い資格とは?


国内で最も取得者数が多い資格は自動車の運転免許ですが、国家資格や民間資格を合わせると、国内では1,000以上もの資格検定があります。中には、ほとんどの人に存在を知られていないマイナーな資格もあれば、学校や企業に取得を推奨されるほど人気の高い資格も存在します。

 

漢字検定

その名の通り、漢字検定は漢字の読み書きの力を証明する資格です。すべての資格の中でもトップクラスに認知されている資格で、近年は年間で200万人以上の人が受験しています。学校によっては入試の際に漢検の資格を有していると点数が加点されることも多く、学生のうちに取っておきたい資格の一つとしても人気が高まっています。

 

英語検定

漢検と同じくらい人気が高い資格として、英語のスキルを証明する英語検定が存在します。こちらも、漢検と同様に年間で200万人以上の人が挑戦しています。この英検は実用的な英語力を身につけられる資格であるため、高い級位の試験では、英語の読み書き意外にも英語で会話する問題などが出題されます。外国人観光客も近年増加傾向にあり、グローバル化の進む日本では、英検も持っておいて損のない資格と言えるでしょう。

ちなみに、英語のコミュニケーション能力をはかるTOEICテストは、試験や免許ではありませんが、世界規模で実施されているテストのため、受験者数は年間約700万人にものぼります。

 

日商簿記検定

経理や財務の仕事には欠かせない簿記に関するスキルをはかるのが、この日商簿記検定です。1度の試験で100万人以上の人が受験しますが、簿記は年間に3度の試験が存在するため、合計数を換算すると300万人近い人が受験している計算になります。就職や転職に役立てる以外にも、一般教養として主婦や学生が受験することも少なくありません。

 

危険物取扱者

危険物取扱者は、有害な化学物質や可燃性の燃料などを扱う資格です。ほとんどの工業学校で取得を推奨されるほどポピュラーな資格で、年間の受験者は40万人を超えます。製造工場や薬品メーカーなどは、資格を有していないとできない仕事も多く、危険物取扱者はキャリアアップを狙う場合に必須ともいえる資格です。

 

ITパスポート

ITパスポートは、現代社会では必須となったIT技術の知識やスキルをはかる試験です。情報技術に関する資格のなかでは最も難易度が低く、ITに関する基礎的な知識を満遍なく学ぶことができます。こちらも、技術系の資格ながら年間に10万人近い人が取得を目指す人気資格となっています。

むしろ「履歴書に書かない方がいい資格」とは


資格は自分の知識や技術を証明するためのものなので、所持しているほど就職や転職に役立ちます。しかし、履歴書に書くことで、かえってマイナスの評価となるケースも存在します。

 

知名度が高くカンタンな資格

英検や漢検、簿記検定のような認知度が高い資格でも、取得難易度が高い級位を所持していれば評価に繋がりやすくなります。しかし、取得が簡単すぎる級位である場合、「とりあえず取得した」という印象を相手に与えてしまい、かえって評価が下がる可能性も存在します。そのため、ほかにアピールできる資格があるならば、そちらを優先して履歴書に記入するようにしたほうがいいでしょう。

 

またTOEICのスコアは、点数そのものを履歴書に記載できますが、あまりにもスコアが低すぎる場合は書かないほうが賢明です。企業によっては応募者に求めるTOEICのスコアレベルが、募集要項に記載されてることが多いため、履歴書を作成する際の参考にしてください。

 

就職や転職先の仕事に活かせない資格

入社したい企業の業務に有益な資格を持っていれば、転職や就職を成功させる大きな武器となります。ただし、業務からかけ離れている資格を持っている場合は、記入することで「方向性の定まっていない人」と受け取られることもあります。不利益になると感じる資格であれば、記入を控えたほうが賢明でしょう。ただし、国内には民間資格だけでも1,000を超える資格が存在するため、中には面接官が興味を持つような珍しい資格もあるかもしれません。仕事にはあまり役立たない資格でも、珍しい資格をあえて履歴書に記入して、話題作りに活かすという方法も存在します。

 

武道の段位

剣道や柔道、空手道の段位を持っていれば、警察官や警備会社などの就職や転職に有利となることがあります。ですが、スポーツの有段者は体育会系の人と評価されることが多いため、履歴書に記入すれば必ず歓迎されるというものではありません。募集要項をよく読み、企業から求められる人材像を把握したうえ、持っている資格を履歴書に記入するかどうかを決めましょう。

「お医者さん」になるために必要な資格

医師試験

医師試験とは、医者になるために必須となる資格です。内科医や外科医など、医者には様々な専門分野が存在しますが、どれを目指すにしても医師免許が必要となります。責任の重い仕事のため、試験の難易度は高く、医科大学や医学部で、6年間医学を学ばねば、試験の受験資格を得ることもできません。たとえ試験に合格できても、医師になるためには、大学病院や指定の医療機関などで2年以上の臨床研修を行う必要があります。受験のハードルこそ高いものの、医師試験の受験者は、そのほとんどが合格します。具体的には、受験者の8割から9割くらいが合格すると聞けばその高さが容易に想像できるでしょう。

 

歯科医師試験

歯科医師試験とは、読んで字のごとく歯医者さんの資格です。試験を受験をするためには、歯学部や歯科大学で6年間勉強をする必要があります。虫歯治療に関する知識や技術だけではなく、入れ歯の作り方や歯周病の治療法、効果的な歯磨きの方法など、歯や口内に関する様々な治療法を学びます。ちなみに、医師免許とは異なり、歯科医師試験の合格率はそれほど高くありません。近年は6割前後の合格率となっており、留年をして試験の合格を目指す学生も少なくありません。

 

獣医師

動物専門の医者のことを獣医師と呼びます。大学の獣医科や獣医大学を卒業する・ことで、受験資格を得られるという点は、他の医師資格と類似しています。犬や猫、馬のように人間に飼育されている動物の治療以外にも、仕事として野生動物や希少動物の保護にあたることもあります。病院以外にも、動物の保護センターや農業団体など、就職先が豊富という点は、他の医師資格にはない特徴でしょう。動物に関わる資格の中では、獣医師はとくに人気があります。

飲食店を開くためにはどんな資格が必要?


世の中には、個人経営で営まれている飲食店がたくさん存在します。ラーメン屋、カフェ、中華料理店など、どのようなお店においても、開業には資格が必須となりますが店舗によって必要となる資格に差異はありません。

 

食品衛生責任者

食品衛生責任者とは、その名の通り、食中毒や異物混入などを未然に防ぐ食品衛生の責任者となる資格です。飲食店を運営するためには、必ず一人は食品衛生責任者を配置する必要があります。また、食料品の製造現場においても配置が必須となるため食品工場の現場監督なども、食品衛生責任者の資格の取得が不可欠となります。

資格の分類は国家資格ですが難易度は低く、6時間の講習を受けることで資格を取得することができます。また、調理師や栄養士の免許を持っている人であれば無条件で食品衛生責任者になれるため、講習を受講する必要はありません。

 

防火管理者

防火管理者は、店舗における火災予防の責任者となる資格です。防火管理者の資格には甲種と乙種の2種類が存在し、店舗の延床面積が300平米以上の場合は「甲種防火管理者」が必要となります。延床面積が300平米未満の場合は、甲種もしくは「乙種防火管理者」が必要です。

この資格も、各地の消防署などが実施している講習会を受講するだけで取得ができます。資格の取得に必要な講習会の期間も、甲種は2日、乙種は1日と短く、食品衛生責任者に次いで取得が容易な資格です。ちなみに、収容人員が30人未満となる小規模な飲食店の場合は、開業にあたって防火管理者の資格は不要となります。

 

飲食店でも調理師の免許は不要

調理の知識や技術を証明する資格こと調理師ですが、飲食店を開業するにあたっては、必ずしも必要となる資格ではありません。最低限、食品衛生責任者と防火管理者の資格があれば飲食店を開業することは可能となります。

「プロスポーツの審判」になるために必要な資格


プロスポーツの試合を公平にジャッジする審判員になるためには、検定試験の突破や資格の取得、一定期間以上の経験など、スポーツに応じて必要となるものは様々です。ここでは、著名なプロスポーツの審判に必要な資格について詳しく紹介します。

 

野球の審判

野球の審判には、ピッチャーの投球を判定を球審や、走塁を判定する塁審などが存在します。いずれも、日本プロ野球機構の主催する「NPBアンパイア・スクール」を受講することで、審判として働くことが可能となります。ただし、キャンプや2軍の試合、独立リーグなどで審判経験を積まなければ、プロ野球で実際に審判員として働くことはできません。プロ野球以外の、高校野球や大学野球などは、本業ではなく副業として審判を行っている人がほとんどです。1軍のオープン戦で審判を務めるためには、2軍や独立リーグの試合で、5年から7年ほどの審判経験が必要となります。

 

サッカーの審判

サッカーの審判員には、1級から4級の資格が存在します。4級は都道府県サッカー協会が主催する小規模な試合、1級はJリーグやJFLなど、級位が高いほど大きな試合で審判として働くことが可能です。まず、都道府県サッカー協会の主催する「4級審判員取得講習会」を受講することで、4級審判員となることは可能ですが、それ以上の級位は、昇級試験に合格しなければ取得することができません。

ちなみに、1級よりも優れたトップレベルの審判が審判活動に専念できるよう「PR(プロフェッショナルレフリー)」という制度も存在します。一般的な審判は、1試合ごとに報酬が発生する仕組みですが、PRになれば、日本サッカー協会と年間契約という形で働くことが可能です。

 

ラグビーのレフリー

ラグビーのレフリーはC級、B級、A2級、A1級、A級の5種類の資格が存在します。まずは、各都道府県協会が実施するルールテストや実技試験を受け、都道府県協会公認のC級レフリーになることができます。その後は、所属の都道府県協会の推薦を受け、昇級試験に挑戦することで、B級やA級にステップアップすることが可能です。A1級やA級レベルのトップレフリーになれば、国際試合のような大規模な大会で審判をすることができます。ただし、トップレフリーは昇降格の審査が毎年あるため、実績によっては降格することもあります。

 

ボートレースの審判

水上バイクの速さを競う「ボートレース」の審判員になるには、日本モーターボート競走会が実施している養成学校に入学することからスタートします。養成校で1年間養成訓練を受けたのち、検定試験を突破することで、晴れて審判員になることが可能です。

この養成学校には、ボートレースに使用するボートを検査するスペシャリスト、「ボートレース検査員」の資格を取得することもできます。どちらの資格も、競走の健全化や技術の向上を目的に、年に1度の定期訓練を受けなければなりません。

勉強時間ほぼ不要!カンタンに取得できる資格まとめ


医師や弁護士、公認会計士のように、世の中には数千時間単位の学習を要する資格が数多く存在します。このような超難関資格とは真逆に、学習時間がほぼ不要で、超簡単に合格できる資格試験も少なくありません。履歴書に書ける資格を持っていないと、日々嘆いている人であれば、枯れ木も山の賑わいとばかりにカンタン資格の取得を目指してもいいでしょう。物珍しさから面接での話が弾み、転職や就職に役立つ可能性もゼロではありません。

 

食品衛生責任者

飲食店や食品の製造現場では、事故や食中毒を未然に防ぐため、食品衛生の責任者を設置する必要があります。この責任者になる際に必須となるのが、食品衛生責任者の国家資格です。講習を6時間受講するだけで資格を取得できるため、国家資格の中でも抜きん出てカンタンな資格と言えるでしょう。ちなみに、栄養士や調理師の資格を有している人であれば、講習を受けなくても食品衛生責任者になることができます。

 

小規模ボイラー取扱者

小規模ボイラー取扱者は、その名の通り小型ボイラーの操作やメンテナンスを行える資格です。学科教育を7時間以上と、実技教育を4時間以上の、計2日間で資格取得できます。かんたんな技能試験こそ存在しますが、落ちる可能性はほとんどありません。ボイラー技士となる登竜門となる資格でしょう。ただし、大型のボイラーを扱う場合に関しては、小規模ボイラーよりもワンランク上となるボイラー技士試験の突破が必須となります。

 

防火管理者

学校や病院など、多くの人が出入りする施設においては、火災予防の責任者となる防火管理者の設置が必須です。資格を有することで、避難訓練や消防設備点検の実施を担う、防火管理者となることができます。この資格も講習を受講するだけで、ほぼ確実に取得することができます。ビルのサービスやセキュリティを扱う企業であれば、防火管理者の資格が転職や就職に有利となるでしょう。

 

防犯装備士

防犯装備士とは、泥棒や強盗から身を守る際に必要な防犯グッズに関する資格です。簡単な講習と実技試験によって取得することができます。講座では、催涙ガスやスタンガン、警戒棒などの知識を学ぶことができるため、伊達や酔狂で資格取得を目指す人も居ます。