猟師や漁師になるために必要な資格は?

 

魚や獣を狩猟して生計を立てる猟師や漁師になるためには、狩猟の方法や扱う道具に免許が必要となります。これらの取得や更新を
怠って狩りを行うと、密猟者とされ処罰されてしまうため、注意が必要です。

 

漁業権

漁師の経済保護や、水産物の資源保護を目的に作られた権利で、漁師は必ず取得しなければいけません。日本各地にある漁業協同組合に漁で得た売り上げの一部を支払うことで権利を取得することが可能です。この漁業権は、定置網や漁具を敷設して漁を行う定置漁業権、養殖業を行う区画漁業権、共同の漁場に移動して漁を営む共同漁業権の3種類が存在し、携わる漁の種類によって必要となるものが異なります。

 

小型船舶操縦士

漁を行うためには、漁場に移動するための船が必要です。その船を保有し、操縦するための資格が小型船舶操縦士となります。20トン未満の小型の船を操縦するには、必須となる資格です。この資格の取得には、船の操縦法以外にも、天気の知識や救助の方法、漁場内におけるルールやマナーなどの知識が求められます。海を走るための車の免許といっても差し支えないでしょう。

 

銃猟免許

その名の通り、山や森の猟で使用する猟銃の免許です。ライフル銃やショットガン、空気銃を扱える第1種免許と、空気銃のみを扱える第2種免許の2種類が存在します。免許の取得自体はそこまで難易度の高いものではありませんが、警察への申請や税金の支払い、資格の更新といった各種手続きが必要となります。試験には、猟に関する知識のほか視力や聴力といった身体能力をはかる試験も存在します。学歴や実務経験は必要ありませんが、20歳以上でなければ資格の取得ができません。

 

わな猟免許

オリやはこ縄といった、ワナを使った狩りができるようになる免許です。研究や保護などを目的とした狩りの場合は、動物を生け捕りにする必要があるため、ワナ猟の捕獲が必須です。この資格以外にも、網を使用した狩りに必要な
網猟免許という資格も存在します。こちらは銃猟免許とは異なり、18歳から試験に挑戦することが可能です。