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「マテ茶」の栄養と健康効果に心底驚きました


私はブームになってる健康習慣を試すことが好きなんですが、あんまり長続きしたことはありません。三日坊主とまではいきませんが、大体1週間か2週間くらいでブームは終焉を迎えます。でも、食生活の栄養バランスを正す目的で始めた、南米生まれの「マテ茶」というお茶は、まったく飽きることなく継続中です。本当にいいものであれば、意識せずとも楽しんで続けられるということを実感しました。

 

マテ茶の栄養

マテ茶には、ビタミンやカルシウムといった日本人に不足しがちな栄養素がバランスよく含まれています。さらに、鉄分や食物繊維も多く含むため、マテ茶を飲むことで食欲の増進や滋養強壮に役立ち、疲労回復効果も得ることができます。脂肪分の多く、栄養が偏りがちな食事が中心の南米にとっては、栄養バランスを安定させるために欠かすことのできない飲料です。南米ではもちろんのこと、マテ茶は日本でも水がわりとして飲まれることも多くなっています。アレンジ方法も豊富で、牛乳やレモンシロップを加えて飲む人も少なくありません。

ちなみに、興奮作用のあるカフェインも入っていますが、含有されている量はコーヒーの4分の1ほどのため、飲み過ぎなければ眠気を妨げたり胃を痛めたりすることはありません。便秘やダイエット中の水分補給にぴったりのお茶です。マテ茶が持つ「飲むサラダ」や「ミラクルティー」といった異名は、決して伊達ではないでしょう。

 

マテ茶の産地

マテ茶の茶葉は元々、イェルバ・マテという植物の葉や小枝を乾燥させて作ったものです。主に、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイなどの南米で栽培されています。野菜や果物の栽培に適さない南米においては、古来からマテ茶でビタミンやミネラルを補給してきました。

 

マテ茶の種類

マテの茶葉を乾燥させて作る「緑マテ茶」と、乾燥させた茶葉を焙煎させた「黒マテ茶」が存在します。マテ茶は、加工方法によって風味や味わいが異なるのも特徴です。緑マテ茶は、緑茶のような独特の風味を持ち、クセのある味を楽しむことができます。黒マテ茶は苦味が弱く、誰でもさっぱりと飲むことができます。茶葉を購入する時は、お好みのほうを選択しましょう。気温の高い南米で、現地の人が元気に活動できるのは、マテ茶のおかげと言っても過言ではありません。日々の食事や水分補給として取り入れることで、マテ茶が偏りがちな食生活を正してくれる立役者となってくれるでしょう。

近頃は、ペットボトル入りのマテ茶がスーパーやコンビニで手に入るほか、現地の茶葉も百貨店や通販で入手できるため、日本に居ながら本場の味が楽しめます。