人気の理由が解らない!高級品なのにマズい食べ物

食べ物の値段は「美味しさ」だけで決まるワケではなく、需要と供給量、希少価値、季節要因など様々な要素によって決まります。中には、高級品とされているにも関わらず、多くの人が苦手とする食べ物も少なくありません。

 

ウニ

防波堤や磯の岩っぺりに貼りついてるトゲトゲのカタマリことウニは、ハッキリと好き嫌いが分かれる高級食材のひとつです。ウニが持つ特有の甘みと食感を、苦手と感じる人は少なくありません。ただし、ウニはムラサキウニやバフンウニなど、種類によってかなり味に差があります。またウニには保存性を高めるために、ミョウバンやアルコールが添加されてることも多く、風味を落とす原因にもなっています。

そのため、ウニが嫌いな人でも、様々な場所でウニを食べ比べれば、思いのほか食べられるウニがあるかもしれません。私は何度もチャレンジしたものの、「食べられなくはないけど、やっぱり苦手だなぁ」という結論に至りました。

 

メロン

メロンは、会食のデザートや贈答品などに用いられることも多い、高級フルーツの代表的な果物です。高い等級のモノともなると、1個1万円を超えるメロンも珍しくありません。しかし、メロンの果肉が持つ風味を苦手と感じる人も多く、好き嫌いが分かれます。「スイカは好きだけどメロンは嫌い」というケースも存在します。

アイスのメロンバーや、果実の形を模したメロンパンなど、メロンと名の付く食べ物は広く知られていますが、「そっちは好き」という人も多いんじゃないでしょうか?ちなみに、私の周囲には「メロンは大好きでも果肉に生ハムを乗せるのは許せない」と、別の部分に怒りをあらわにする人が数多く居ます。

 

マツタケ

高級なキノコといえば、世界的にはトリュフが有名ですが、日本という国に限定すればマツタケに軍配が上がるでしょう。しかし「香りはマツタケ、味はシメジ」という言葉があるほど、マツタケの味自体には、そこまで特別な評価はありません。そのため、マツタケは「不味くはないけど、値段と釣り合わない」と感じる人の多い食材と言えるでしょう。

国内では高い評価を受けるマツタケの香りですが、海外では「香りが苦手」という人も多く、国によってマツタケの扱いは大きく異なります。それでも「マツタケ!!」と書かれると「しいたけ…」よりもずっと高級そうに聞こえるのは、培ってきたであろうブランド力の違いでしょうね。

 

ワイン

寝かせた年数によっては、1本ウン百万円という値が付くのがワインの世界です。しかし、高級なワインが必ずしも美味しいとは限りません。デートだからちょっと奮発して高いモノを注文して見た結果、最高に美味いワインに巡り合えた、という人がどれだけいるでしょうか。むしろ量販店で売られている安いテーブルワインのほうが美味かった、と感じる人も少なくないでしょう。

いわゆる模倣品ではない「ホンモノ」と呼ばれるような高級食材を食べて美味さが解らないことは、幸福なのか不幸なのかはわかりませんが、どの食材も料理も、自分の味覚と懐事情を考えたうえで、最適なものを食すのが一番ですね。