健康になりたい人は「粗食」を今すぐ始めなさい

身体の調子が悪い時は「粗食」が一番

粗食とは、穀類や野菜を中心とした食生活のことです。誰しも、「なんだか身体の調子が悪いなぁ」という日は存在します。しかし、日々の食事を粗食にするだけで、体内に蓄積した毒素を洗い流し、身体の不調をみるみるうちに回復させることができるのです。身体が不調になる原因には、睡眠不足やストレスなど様々な要素が挙げられますが、まずは生活の基本となる食事から改善を目指して見ましょう。

 

現代人が食べ過ぎである理由

交通手段や生活家電が充実したことにより、現代人は身体を動かすことが少なくなりました。加えて、パソコンの普及や機械技術の発達により、肉体労働に携わる人も減少の一途をたどっています。身体を動かすことが少ないということは、日々の消費カロリーが減少しているということです。さらに、食文化の発達や欧米化に伴い、食事による摂取カロリーも増加傾向にあります。消費カロリーが減少しているにも関わらず、食事の摂取量が増えてしまえば、処理をしきれずに身体がどんどん弱っていきます。無茶を続けた結果、食べ過ぎによる肥満や高血圧、糖尿病などの疾病を引き起こしかねません。

 

粗食の基本的な考え方

粗食の基本的な考え方は、「身体に必要な栄養を必要な分だけ摂取する」ことにほかなりません。とくに現代の食生活では、ビタミンやミネラル、食物繊維など栄養素が不足しがちです。これらの栄養素を補える、穀物や野菜類、豆類などを中心とした食生活を送ることが、具体的な粗食の方法となります。無駄な栄養を摂取しないという考え方は、いわば「食生活におけるミニマリスト」とでも称せるかもしれませんね。

 

粗食で得られる効果とは

身体の毒素を排出できる粗食を続けることで、身体と精神面の両方に効果が表れます。粗食の具体的な効果としては、集中力の向上や肌質の改善、肥満の解消によるダイエット効果など、様々な恩恵を体感することができるでしょう。細かい効果を挙げれば、寝覚めがすごくスッキリするようになった、胃もたれが起きなくなったなど、粗食を継続するほどに得られる効果も増えていきます。身体の不調を日々顕著に感じていた人ほど、健康状態が良くなっていく驚きもまた、大きくなるでしょう。

 

粗食に欠かせない食材とは

先に挙げた通り、粗食は穀類や野菜を中心とした食生活のことですが、ここでは具体的に摂取するべき食材と、食べないほうがいい食材を紹介しましょう。粗食における食事のバランスとしては、主食である米を中心に、一汁一菜を心がけるのがポイントです。

 

お米は雑穀米や玄米を選ぼう

主食であるお米は、白米でも構いませんが、できれば玄米を選ぶのが理想です。玄米にはミネラルや食物繊維、鉄分などの現代人に必要な栄養素がたくさん詰まっています。お寺や仏閣の精進料理としても用いられ、健康食の代名詞といっても過言ではありません。ただし玄米は炊くのが難しく、人によっては消化吸収されにくい食材です。そのため、玄米の代わりに、白米にアワやキビを混ぜた雑穀米を用いてもいいでしょう。

 

汁物は味噌汁が一番

粗食に用いる汁物は、味噌汁が定番です。味噌汁は、主食であるご飯との相性の良さに加え、使用する味噌や具材によってバリエーションを持たせられる利点があります。味噌汁の具材は、ワカメやネギ、豆腐など好みの食材を入れるのがベストです。また、日々忙しく、一から味噌汁を作るのが難しい人は、インスタントのものを活用しても構いません。

 

粗食のおかずは好みの料理や食材を選ぼう

粗食のおかずには、決まった料理が存在しません。ご飯と味噌汁の付け合わせとなるような料理を選択しましょう。例として、旬の野菜を使ったおひたしや漬物、発酵食品の定番である納豆、食欲を増進させる梅干しなどが挙げられます。さらに食卓に彩りを添えたい場合は、卵焼や干物、煮豆などの料理を加えてもいいでしょう。

 

粗食には多量の脂質や糖質は不要

反対に、粗食に適さない食材としては、脂質や糖質を多く含むものが挙げられます。揚げ物や焼肉のようなこってりとした料理、甘いシリアルや清涼飲料水、ヨーグルトやチーズのような乳製品は、粗食の食卓に並べないほうがいいでしょう。また、健康を阻害することもある食品添加物や保存料の摂取を避けるためには、できる限り加工食品を選ばないことも大切です。

 

食事の量は腹八分が丁度いい

いくら健康効果の高い粗食といっても、腹八分を心がけて食べ過ぎには注意しましょう。また、1日3食では食事量が多いと感じる人は、1日2食にしても構いません。ただし、食事量を過度に減らしてしまうと、身体に必要な栄養分を補えなくなってしまいます。適切な食事量は、体型や年齢によって様々ですが、空腹が苦にならない程度の量が目安です。

粗食を始めるうえで大事なことは、無理のない範囲で料理を楽しむことです。食事を通じて身体がキレイになっていく様を実感できるのも、粗食における魅力の1つですね。