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「ゆで卵」から派生した様々な料理

ゆで卵から派生した料理いろいろ

ゆでたまごは、その名の通り鶏卵やウズラの卵を茹でて白身と黄身を固めた料理です。茹でる時間によって出来上がりが変化するという特徴を持っていて、約6分の茹で時間で黄身に半分火が通った半熟卵に、約10分で完全に黄身が固まった固茹で卵が完成します。シンプルな料理ですが、素材や調理法を変えることによって、様々なバリエーションに変化します。

煮卵

ゆで卵を、タレで煮込んだり漬け込んだりすることで、タレの味が卵に染み込んだ煮卵に変化します。醤油やめんつゆ、中濃ソースなど、使用する調味料によって好みの味を作ることが可能です。ラーメンのトッピングとしても定番のメニューとして広く普及しています。

みそたま

みそたまは、名古屋の特産品である「八丁味噌」で作った煮卵です。ほんのりと香る八丁味噌の風味と卵の味わいを感じられる郷土料理で、おでんの具材としても取り入れられています。出来合いのみそたまはお土産として販売されていることも多く、県外の人にも人気があります。

スコッチエッグ

スコッチエッグは、ゆで卵をひき肉で包み、パン粉をまぶして揚げたイギリス料理です。イギリスでは手軽な軽食として人気が高く、サラダやピクルスと共に食されます。調理する際は、油の温度を間違えると卵が爆発することもあります。また、生地の包み方が悪いと、ヒビが入ることもあり、手軽な料理ながら調理する難易度が高い卵料理です。

ピータン

ピータンは鶏卵やアヒルの卵を、石灰の中で熟成させて作った卵料理です。飼っていたアヒルが灰の中に産み落とした卵を、農家がうっかり放置してしまったことで偶然発見されたという逸話が残っています。石灰の作用で卵のたんぱく質を固め、白身や黄身をゼリー状に変化させて作ります。透明感のある黒い外観は見た目にも美しく、中華料理の前菜や菓子として使われています。