『全米ナンバーワン』の映画ばかりが公開される理由は?


アメリカの映画やドラマが日本で公開になる際に、お決まりのキャッチコピーと言えば「全米ナンバーワン」だ。あまりにナンバーワンが多すぎるので、どれが1位なのか解らなくなってくる。今ドキの小学校の運動会よろしく、公開作品が軒並み1位となるのは、ちょっとした映画業界のカラクリがあるからだ。

 

無理にナンバーワンを見つけ出してる

全米ナンバーワンのカラクリは、ひと言で言えば、スポットライトの当て方が異なるだけだ。映画の評価軸は一つに限らず、興行収入や観客動員数、ネットの点数評価など、様々な側面から評価される。つまり、どれか1つでも1位を取ってしまえば、全米ナンバーワンを名乗ることができるのだ。おまけに、いずれかの要素で、1週間だけ1位になったがため、全米ナンバーワンを名乗っているという作品も少なくない。

 

本当の意味でナンバーワンを探そう

もし、ナンバーワンというキャッチコピーを見かけたら、勢いにごまかされず、『何が』ナンバーワンなのかを見極めるようにしましょう。その点に注意をするだけで、本当に評価されている作品という物を見極められるようになります。名のある国際映画祭での順位や、年間を通じた興行収入など、信頼できる実績は多く存在します。仮に、大したことのない実績だった場合は、全米ナンバーワンという部分だけが強調され、何がナンバーワンなのかが非常に解りにくくなっています。その手の作品を見かけたら、そんなに大したことのない作品だと思っても、差支えないでしょう。

 

世間と自分の評価が真逆になることも

誇張表現ではなく、ナンバーワンと評価されている作品であれば、自分が視聴しても面白いと感じることが多くなるはずでしょう。そういった意味では、全米ナンバーワンの評価を信じて、映画やドラマを視聴するという選択も悪い方法ではありません。

ただし、世間の評価と自分の評価がいつでも合致するようなことは、まず無いでしょう。したがって、ドラマや映画で気になる作品があったら、あえて世間的な評判を気にせずに、視聴し始めても構いません。そうすることで、自分にとっての傑作に出会える可能性も高くなります。