T-MEMO
  1. >
  2. >
  3. 経理の仕事に有利!日商簿記

経理の仕事に有利!日商簿記

簿記は企業の経済状態を明らかにする

企業規模の大小や業種などにこだわることなく、企業等の日々の経営活動の記録、計算、生理などを行い企業の経済状態を明らかにする仕事、それが簿記です。
簿記を理解すると企業の経理について会計知識を得るだけではなく財務諸表を読む、また基礎的な経営管理ができる、分析につながるなど企業の中の経営という分野に携わる事もできるようになっていきます。

ビジネスを展開する上で、コストについての感覚なども身に付きますので、無駄を省き、コスト削減の仕事を推進できるほか、取引先企業についても経営状態を確認できるので、取引という点でも重要な要素となります。

現在多くの経理に係わる人材がこうした簿記検定を受けていますし、大学や短大の推薦入試の際にも役立つ資格となっています。
大学などでは単位認定基準に採用されていることもありますので、簿記検定は取得して損はない資格です。

簿記検定4級の試験概要

簿記検定4級は簿記入門レベルで、複式簿記の仕組みを理解している、また初歩的な基調ができるかどうかという事をみます。
商業語気検定4級は試験時間が90分、70%以上で合格です。

商業簿記は購買、販売などの企業外部との取引を記録、計算するという資格になり、企業を取り巻く関係者に対して、正確な決算書などを作成し提出するための資格です。
工業簿記は企業内部で部門別、製品別の材料や燃料などを記録、計算し経営管理を担う能力を持っているとして認定されます。
申込みや費用については各商工会議所などで確認してください。

簿記検定3級・2級の試験概要

ビジネスの上で経理、財務以外、職種に限ることなく評価してくれる企業が多くなる資格です。
基礎的な商業簿記の知識を持っており、経理関連書籍について積雪な処理ができる、また青色申告書類などの作成ができるなどの能力を持っている人を認定するものです。

商業簿記は5台以内の出題で、120分の試験、合格は70%以上となります。
この資格は大学の推薦入試等に役だちます。

商業簿記2級は企業が最も欲しいと感じるレベルで、企業の財務担当者に必須となる資格です。
高度な商業簿記、初歩的な原価計算を含む工業簿記を習得し、財務諸表などから経営内容を把握できるという能力を持ちます。

商業簿記、工業簿記共に120分、5台以内の試験で合格基準は70%です。
この資格も大学入試の推薦入学に有利となります。
試験について、また費用については商工会議所に確認してください。

簿記検定1級の試験概要

公認会計士や税理士を目指す方の登竜門といわれる資格です。
この1級に合格すると税理士試験の受験資格を得る事が出来ます。
極めて高度な商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算などを会得している、また財務諸表等規則など、企業法務についての知識を踏まえて経営の管理、分析が可能となるレベルです。

試験科目は商業簿記、会計学で90分、工業簿記、原価計算で90分、合格基準は70%以上で、1科目ごとの得点については40%以上が必要です。
税理士試験の受験資格が得られるほか、大学の推薦入試に有利、さらに職業能力開発促進法の指導員資格試験において事務科試験科目の一部免除となります。