新社会人に送る!手軽に睡眠の質を高めるコツ

生活環境が変わると、眠れなくなる人が続出

春になると、たくさんの人が新生活を始めるためか、引越し屋さんのトラックを街でよくみかけるようになりますね。僕が思い出すのは、新生活が始まったあとの不眠症です。引っ越して1、2週間くらいは、うまく寝付けない日々が続きました。急激に生活環境が変化するワケですから、眠れなくなるのも頷ける話なのですが、同じような経験をした人も居るのではないでしょうか?

新生活に伴う睡眠障害に苛まれる人を減らすためにも、今日は環境が変わってもグッスリ眠れるコツを伝授しましょう。

寝る時は部屋を真っ暗にしよう

眠る時には、寝室の部屋の明かりを付けずに真っ暗にしたほうが、睡眠の質は高くなります。

これは、眠りをもたらす「メラトニン」という脳内ホルモンの働きが関わってくるためです。メラトニンが脳内から分泌されると、体温や血圧が低下して、眠るための準備を整えてくれます。このメラトニンは、昼のように光が強い環境だと分泌が鈍くなり、夜間のように暗い環境だと、分泌が活発になるという性質を持っています。一般的に人間が、夜間に自然と眠くなるのも、メラトニンの分泌量が増加するためです。

そのため、部屋が明るい環境だと、眠気を発生させるメラトニンの分泌が上手くいかなくなり、寝付きが悪くなってしまいます。自然な形で眠りにつくためには、部屋を暗くして眠ることを心がけましょう。眠気を誘発させるため、可能であれば、眠る前に小一時間程度は部屋を暗くしておくのもいい方法ですね。あとは、完全に寝室を暗闇にしてしまうことに抵抗がある場合は、豆電球を灯してもいいでしょう。

個人的には、豆電球も付けないほうがグッスリ眠れます。この辺は個人差があるでしょうね。ちなみに、眠る前のスマホやパソコンは、発せられる光によって目が覚めてしまうため、使用をなるべく…極力控えてください。

遮光カーテンやアイマスクは使用しないほうがいいです

光を遮ることで眠りやすくなるのであれば、遮光カーテンやアイマスクを使いたくなりますが、これは推奨しません。何故なら、朝に自然な形で目覚めるためには、太陽の光が必要になるからです。朝は太陽が光をもたらし、身体や頭を自然な形で目覚めさせてくれます。いわば太陽は「天然の目覚まし時計」みたいなもので、スッキリした寝起きには欠かせない要素です。

ところが、遮光カーテンやアイマスクで光を強制的に遮ると、太陽の光を上手く感知することができません。そのため、つい寝すぎてしまったり、目覚めた後にも強い眠気を感じやすくなったりします。遮光カーテンやアイマスクは、夜勤者が昼間に睡眠をとる必要がある際は有用ですが、夜に眠る際は使用を控えた方がいいでしょう。例外として、朝になったら自動的に遮光カーテンが開くユニークな装置を使っているのであれば話は別ですが…。

熱すぎない風呂にゆっくり入浴しましょう

眠る前にお風呂に入ると、身体がリラックスして眠気が誘発されます。また、温まった身体は、元の体温に戻そうとする際に眠気を発生させる効果をもたらします。このリラックスと体温変化の相乗効果によって、快眠を得やすくなるのです。また、ラベンダーやカモミールのように、神経を落ち着かせてくれる効果をもたらすアロマや入浴剤を併用してもいいでしょう。

ただし、熱すぎる風呂に入浴してしまうと、身体の血流を促進させて興奮作用をもたらし、リラックスどころの話では無くなります。温度の感じ方には個人差こそありますが、38度から40度程度の湯に入浴するのが理想ですね。

生活に慣れてしまえばこっちのもの

新生活に伴う不眠症は、慣れない環境が原因です。程よく時間が経過し、生活のリズムが整ってきた暁には、不眠症も自然と影を潜めます。そのため、眠れないと悩んだ時は、新しい環境に適応するように努めることにも注力しましょう。また、眠れない原因として、新しい仕事や学校におけるストレスが知らぬ間に蓄積していることも考えられます。そのため、快眠を得るには、休日や余暇を上手に活用してリフレッシュすることも重要ですね。

睡眠の質を高める方法として、とくに何かを買うこともなく、すぐ実践できる方法としてはこんな感じです…。睡眠薬や睡眠導入剤を用いることなく眠れるようになれば、経済的にもお得だと思います。やっぱり、どんなに忙しくても起きている間に最高のポテンシャルを発揮できるくらいの睡眠時間は確保したいものですね。