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「ショートスリーパー」が心底うらやましい!


ショートスリーパーとは、睡眠時間が短くても健康状態を維持できる人のことです。一般的な成人男性の睡眠時間は7時間から8時間程度と言われていますが、ショートスリーパーの睡眠時間は、3時間から4時間前後とされています。本来であれば眠らなければいけない時間にも活動でき、時間を有効に使える体質であるため、習得を試みようとする人は少なくありません。

 

成功者はショートスリーパーが多い

一般の人が眠っている時間にさえも精力的に活動できるのであれば、それだけ成功者になれる可能性もアップします。著名な人物を挙げれば、エジソンや野口英世、モーツァルトなど分野を問わず、ショートスリーパーには成功者が多いのも特徴です。ちなみに、睡眠時間が短い体質をショートスリーパーと呼ぶように、睡眠時間が長い体質をロングスリーパーといいます。1日の睡眠時間が10時間から12時間と長く、これを睡眠障害として扱うかは、学会で審議の対象となっています。

 

ショートスリーパーにもデメリットはある?

睡眠時間が少ない分、活動できる時間が伸びるという点は、ショートスリーパーの最大の利点です。しかし、ショートスリーパーは高血圧や心筋梗塞といった、循環器系の病気を患いやすいというデメリットが存在します。そのため、一般の人でも睡眠時間を短くしようとすれば、相応のリスクが伴うという点も憶えておきましょう。

 

ショートスリーパーになる方法は?

ショートスリーパーの体質は、遺伝子による影響が大きく、先天的に身につけているケースがほとんどです。いくら睡眠の質を高くしようとしても、普通の人が3時間前後の睡眠を続けていては、身体的なパフォーマンスは低下してしまうでしょう。私も、かつて活動時間を多く取れるというメリットに魅かれて、質の高い睡眠を取ることに尽力したことがあります。しかし、いくらぐっすりできる環境を整えたところで、短い睡眠時間では体調を崩し、相応の睡眠時間では精力的に活動できる、という結果しか得られませんでした。

 

結論を言えば、身体を慣れさせようと睡眠を削ったところで、ショートスリーパーになることはできません。無理をして起きる時間を増加させるよりも、自身の最適な睡眠時間と活動時間を把握したうえで、目標に向かって邁進するほうがいいかもしれませんね。