若い時ほど「夜勤」を経験したほうがいい理由


裁量労働制やフレックスタイムなど、多くの働き方が存在する中で、最も過酷な働き方は夜勤です。夜勤は「人間は夜に眠る生き物」という自然の摂理に逆行する働き方のため、慢性的な眠気や疲労感の中で働かなければなりません。本来であればオススメできない働き方なのですが、若い時に夜勤を経験しておくことで、大きなメリットを得ることができます。

 

健康の意識を高めることができる

夜勤を続けると、必然的に健康に対して敏感になります。これは、体調を崩しやすい夜勤を続けるために、日々の健康管理が何よりも欠かせないためです。毎日の食事や睡眠方法などに絶えず気を配らなければ、たちどころに風邪や過労に苛まれてしまいます。そのため、夜勤で働いた経験があれば、働くうえでの健康管理を自然と身につけることができるのです。夜勤に限らず働くうえでは、病気を1つくらい患っていたほうが、かえって健康に配慮するようになります。逆に、身体が丈夫なばかりに、一度も病院に行かなかったりすると、いざ健診を受けた際に思わぬ大病が発覚することもあります。

 

自分に最適な労働量を把握できる

機械ならば毎日ずっと働くという行為も可能ですが、人間には不可能です。そこで、夜勤のように体力を使う労働を行うことで、「自分がどのくらいまで働けるか」という許容量を把握しやすくなります。自分の最適な労働量を判断できれば、夜勤をやめた後に、ワークライフバランスを設計しやすくなるでしょう。ただし、限界を超えて延々と働き続けてしまっては、健康状態をただ悪化させるだけなので、注意が必要です。

 

夜勤はどれも総じて給料が高いため、一時的な労働手段としては、採用の余地があります。ですが、健康状態を維持し、生涯にわたって夜勤を続けられる人は、一握りの人間に限られるのも事実です。したがって、夜勤はあくまで「体力のある若い時期の働き方」として捉えておくのがいいでしょう。